こんにちは!WEBライターのいのうえ(@toshibun_work)です。
Webライターを目指すなら習得しておきたいライティング技術「PREP(プレップ)法」。
PREP法とは、文章を構築する際の基礎となる重要な手法。
Webライターとしてのスキルを上げたいなら、PREP法をマスターしておきましょう!
この記事では、初心者でもPREP法をマスターできるように例文つきで解説していきます。
- PREP法を学んでおけば読みやすくスラスラ書ける!
- PREP法の4要素を学んでおけばOK!
- PREP法は説得力があり飽きさせない内容にできるよ!
目次
Webライターが学んでおくべきPREP法とは?
PREP法は、主に、プレゼンテーションやビジネス文書を作成する際の理想的な形であるとされています。
PREP法という名前は、以下4つの頭文字をとってつけられました。
- Point:結論
- Reason:理由
- Example:具体例
- Point:結論
上記のような流れで、文章を書いていけば誰でも分かりやすい文章を作れるようになります。
また、PREP法は人間が話を聞いて理解するのに非常に適している流れだと言われています。
そのため、PREP法を意識した文章にすれば、人を納得させるような文章が書けるようになるのですね。
PREP法の4要素を解説
次に、PREP法を構築する4要素を詳しく見ていきましょう。
結論:Point
結論を先に持ってくることは、どの分野でWebライティングをしても変わらない法則です。
読み手の興味関心を一気に引き込めるからです。
例えば「昨日、財布落としたんだよね」と言われると大抵の人は「えっなんで落としたの?」「財布は見つかったの?」などその後の展開が気になるはずですよね。
人間の脳は、結論を先に聞くとその理由や展開を同時に求めてしまう性質を持っています。
そのため、文章には必ず結論を持ってくるのが鉄則なのです。
理由:Reason
結論の後に理由を述べると、読み手が納得しやすい文章に仕上がります。
もしも、結論に対する理由がなければ、読者は腑に落ちない気持ちになってしまいます。
つまり、理由と結論は1セットだと認識しておきましょう。
理由を述べるときに使える言葉は「なぜなら〜」「〜だから」「〜ので」の3つです。
この3つの言葉を意識すれば、結論を納得させられる文章が書けるようになりますよ。
具体例:Example
具体例は、理由に説得力を持たせるために重要な要素です。
そのため、具体例には明確な根拠やデータを入れると信頼性や説得力が上がります。
また、効果的なフレーズとして「例えば〜」「例として〜」「〜の調べによると」などが効果的です。
イメージしやすいような具体例を上げれば、読み手をさらに納得させられるでしょう。
最終結論:Point
最後の結論では、「つまり」「このように」「〜だといえるでしょう」など締めるようなフレーズがおすすめです。
また、最初に述べた結論と矛盾している点はないか意識しましょう。
矛盾していると、読者に伝えたい結論が伝わらなかったり、誤解を生んでしまうので注意してください。
PREP法を活用した例文
例文①
結論:睡眠不足は仕事の効率を下げます。
理由:なぜなら、睡眠不足は脳の機能を著しく低下させるからです。
具体例:例として、ペンシルベニア大学とワシントン州立大学の研究者らが行ったある実験があります。
8時間と4時間の睡眠時間のグループを比較すると、明らかに4時間睡眠の被験者は認知能力や注意力の低下がみられました。
最終結論:このように睡眠不足は、明らかに仕事のパフォーマンスを低下させる要因です。
上記の例文では、具体例として大学の研究結果をあげています。
具体的に睡眠時間の数字を入れ比較していることで、短くとも説得力ある文章になります。
例文②
結論:努力しない限りチャンスは巡ってきません。
理由:なぜなら、チャンスは努力していく中で巡ってくるものだからです。
具体例:例えば、1億円稼ぎたいと思っても、誰もが稼げるわけではありません。
1億円を稼ぐためには、ビジネスに取り組み、努力を継続している中でチャンスが与えられるものなのです。
最終結論:なので、チャンスは努力なしでは掴み取れないといえるでしょう。
この例文では、言葉だけでは分かりにくい結論を、理由と具体例を入れてイメージしやすいようにしています。
そして、最後にもう一度結論を述べることで、印象に残りやすい文章にしているのです。
WebライターがPREP法を文章に取り入れるメリット
WebライターがPREP法をマスターすると、さまざまなメリットがあります。
以下では、PREP法のメリットをみていきましょう。
文章がスムーズに書ける
PREP法は、基本的に
『結論→理由→具体例→結論』
の流れで構成されています。
この流れをマスターすれば、手が止まることなく、文章がスムーズに書けるようになります。
記事の流れが頭の中にありますからね。
Webライターにとって文章を書くスピードは、仕事の速さを意味します。
PREP法により書くスピードがアップすれば、仕事を多くこなせるでしょう。
説得力が持てる
PREP法では結論を二度主張するため、説得力が持てる文章が書けるようになります。
また、理由や具体例を入れることでさらに結論を印象付けるメリットもあるのです。
説得力が持てる文章が書けるようになれば、人の考えや思考を動かすことのできるWebライターになれますよ。
読み手を飽きさせない
PREP法の流れで文章を書くと、読み手を飽きさせずに最後まで読んでくれる確率が高くなります。
なぜなら、先に結論を述べて読み手に興味関心を持たせているからです。
そうすることで、その先が気になり読み進めてくれる率が格段に上がります。
PREP法は、読み手に配慮した構成だといえるでしょう。
まとめ
ここまで、Webライターなら知っておくべきPREP法について解説してきました。
- P:結論を簡潔に述べる
- R:結論に対する理由を述べる
- E:理由を裏付けするような根拠で具体化する
- P:結論をもう一度述べる
PREP法は、Webライターなら身につけておきたいスキルの一つです。
ぜひ、この記事を参考にPREP法を意識して文章を書いていきましょう。